安土桃山-江戸初期 | 黄金の船

  • 元和6年
    6月 18日 徳川秀忠の五女 和 後水尾天皇の女御として入内。
    9月 徳川秀忠の次男 家光、三男 忠長 元服。
  • 元和7年
    不明 播磨姫路新田藩主本多忠刻の長男 幸千代(母は徳川秀忠の長女・千姫)死去。
    不明 加賀藩主前田利常の四女 富誕生。(母は徳川秀忠の次女・珠姫)
  • 元和8年
    不明 加賀藩主前田利常の五女 夏誕生。(母は徳川秀忠の次女・珠姫)
    4月 宇都宮城釣天井事件。
    7月 3日 徳川秀忠の次女 珠 病没。
    8月 本多正純 出羽横手への流罪。
    10月 2日 賀茂宮(後水尾天皇の第一皇子)薨去。
  • 元和9年
    2月 8日 徳川秀忠の三女 勝の夫・忠直に乱行のかどで豊後国での隠居を命じる。勝姫はこれに同行せず、江戸の高田屋敷に子供3人と共に移り住んだ。
    3月 5日 家光 朝廷より右近衛大将に任じられる。
    6月 徳川秀忠 家光 上洛。
    7月 播磨姫路新田藩主本多忠刻の長女 勝姫 池田光政の元服を機に外祖父・徳川秀忠の養女となり婚約。
    7月 27日 徳川家光 伏見城で将軍宣下。
    8月 摂家鷹司家から鷹司孝子が江戸へ下る。
    11月 7日 徳川秀忠の三男 忠長 織田信良(織田信雄の四男)の長女昌子(久姫)と結婚。
    11月 19日 女一宮(後水尾天皇の第二皇女 明正天皇)誕生。
    12月 鷹司孝子が徳川家光へ正式に輿入れ。
  • 寛永元年
    不明 越前北庄藩主松平忠直の長男 仙千代(光長) 越後高田藩26万石へ転封。
    11月 8日 徳川秀忠の五女 和 中宮冊立。
  • 寛永2年
    9月 13日 女二宮(後水尾天皇の第三皇女)誕生。
  • 寛永3年
    1月 24日 加賀藩主前田利常の長女 亀鶴姫 叔父徳川家光の養女として津山藩世嗣の森忠広に嫁ぐ。
    5月 7日 本多忠刻 死去。
    7月 後水尾天皇の二条行幸のため、徳川秀忠、家光、忠長 上洛。
    9月 15日 徳川秀忠の継室 江 病没。
    11月 13日 高仁親王(後水尾天皇の第二皇子)誕生。
  • 寛永9年
    不明 松平忠直の次女 鶴姫(長子) 叔父徳川家光の養女として従兄である九条道房に嫁ぐ。
    1月 24日 徳川秀忠 死去。
    6月 5日 女五宮(後水尾天皇の第六皇女)誕生。
  • 寛永11年
    11月 7日 鍵屋の辻の決闘。
  • 寛永18年
    不明 鎖国体制完成。
    8月 3日 家光の長男 家綱誕生。(幼名:竹千代)

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その日、秀忠は己が今迄にない特上の上機嫌であることを隠すのに必死であった。何と言っても今彼は忙しい。いや正確に言えば、彼だけでなく更には伏見にいる大名だけでなく民草全て迄皆忙しい。後の世に慶長伏見地震
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ぼんやりと江は薄暗がりの中目を開けた。まだ夜は明けてないらしい、などと考えて、それから未だ己の身が夫に抱き抱えられた状態、更にはその身を深く繋げられた状態だと気付いて独り頬を染めてしまう。(……このよ
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夜闇は深まるばかりだ。「やっ……やめて、下さい、そんな……」江は懸命に身を捩り、逃れようと努めた。だが年下の夫ーということを常に夫秀忠は主張し続ける。そんなに年上の女が嫌ならば夫婦にならなければ良かっ
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いつものように、江戸に残っている唯一の子である三の姫の様子を見に行きー相変わらずお転婆だが、顔立ちなどはますます父親に似てきたような、彼女の心を暖めてくれると共に胸轟かせるような表情すら浮かべるー娘と
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身体を繋げられないのはもどかしいがこの女の為ならば仕方がない、などと自然に思ってしまえる自分を不思議に感じながら秀忠は女を抱き締め、その場所は避けるように身体を動かしていた。だが出来るだけ早く交わりた
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江さんと秀忠さんの新作、うれしいです!これからじっくり読ませていただくのですが、一つお伝えしたくて。PREVIEW、いいですね!もうすぐ公開予定の作品があるとわかると、わくわくします。これからも作品を拝読するのを楽しみにしてます!!
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新作、読みました!!今回は登場人物が超豪華ですね!信長、秀吉、家康、お市の方まで。3英傑が揃って生きていた時代って、今から考えるとすごいなーと思います。家康公(なぜか呼び捨てに抵抗がある・・・前の文ではしてるけど)視点のお話って初めてですよね?新鮮でした。
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コメントするところが違ってますが、日見始、昨日読みました! 新婚時代のラブラブ話、やっぱりいいです!!ありがとうございました。黄金の船シリーズの秀忠さんは穏やかで思慮深い印象、東と西シリーズの秀忠さんは武士の名門の若君らしく、若々しくて激しさを感じさせますが、どっちも楽しんでます!!これからも作品楽しみにしてます。
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早、朝晩凍るような寒さが沁み入る時節。何とも月日が経つのは早いものだ、などと思ながら、江は冬枯れの詫びた庭を眺めた。江が夫に連れられ、赤子の姫共々江戸へ下り、婚家の本城である江城に入ったのは、夏のこと
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通常、寝つきが悪く寝起きが異様に良い彼の目覚めは、はっきりくっきりしたものなのだが、その朝は違った。己では否定していたものの、やはり彼も疲労が溜まっていたーあるいは慣れぬ務めで気疲れしていた、のかもし
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